2020年度事業報告と2021年度事業計画(案)

1.2020年度活動報告の承認
活動報告(概要)
■ 全般的には、新型コロナウィルスに始まり、終った年で、オフラインでの活動がほとんどできなかった。一方で、オンラインで会議や意見交換が安易にできるようになり、良いところも見つけられた。外交ができなかった分、内業、特にホームページの作成に集中でき、それなりに良いものができたと思う。重要項目については以下に説明します。活動記録は別表にあります。

■ 理事会は4月より、東信STオンライン研究会は10月より開催した。

■ 耕畜連携の象徴的事業である子実トウモロコシの栽培t
 角田大徳会員が父親の角田牧場での試験栽培に挑戦してくれたが、残念ながら、鹿害にやられ全滅してしまった。初めてのこととはいえ、計画に落ち度がありました。『農業経営者』の昆さん、スガノ農機さん、パイオニアエコサイエンスさんなどに多大なご協力を頂いた。
 子実トウモロコシなどの畜産飼料の生産は、この地域でのとりこみは非常に難しい。国内でも一番反収の多い地域であり、品質も特Aと高く価格も高いからです。農水省の減反政策が続く内は無理かも知れません。但し、傾斜のきつい中山間地の水田と農地は可能性があります。

■ 会員の農工、耕畜、農工商連携事業の状況
・たてしなップル:リンゴのシードルをはじめとする加工品に加えて、著名なワイン醸造家を得て、ブドウワインの醸造も開始した。リンゴとブドウの委託醸造も伸ばしている。
・蓼科牛・焼肉「いっとう」:子実トウモロコシ栽培では躓いてしまったが、コロナ下にも関わらず、売上は順調な様子。
・放牧豚の「きたやつハム」:堅実に業績を伸ばしている。放牧豚も継続している。拡大のためのマニュアルを作成中。

■ 「スマート・テロワール」推進の起爆剤としての「やさいバス」システムの導入
 キーパーソンの獲得に手間取り、「やさいバスシステム」の勉強会が2月になってしまったが端緒が開けたので、2021年度には更なる展開をしたい。期待は、生産者と消費者のコミュニティができること。

■ 会員の獲得について
2019年から、積極的な入会勧誘は止めました。それなりの時間と経費をかけてもあまり意味がないと判ったからです。なので、斬減しており、現在83名ですが、3月末で会費納入のなかった方は自動的に退会(定款を変更)になるので、10名以上減ると思います。
 但し、キーパーソンについては、積極的に呼びかけました。今年度は、新進気鋭のスーパー社長や佐久市トップの品質を誇るそば処の代表にも入ってもらいました。
■ 寄付集めについて
 理事会でも、会員でも、皆さん、関心も熱意も感じられず、寄付集めをできる雰囲気にはなりませんでした。この仕事が理解できて、動ける人がいないのです。理解している数少ない人たちは皆さん自分の仕事で精一杯です。ゆとりのあるような人はスマートテロワールが理解できません。しかし、何か方法を考えます。

■ 今後の活動についての指針を得た
 ひとつの結論を得ました。今の農家やJAに声をかけてもほとんど期待できないことが判り、一方で、小布施牧場や上野牧場さんのような若く有望な農業経営者がいることが判りました。お二人とも北海道の楽農大学の卒業生でした。
 2021年度の第一方針は、東信地域の高校生に、農業と楽農・畜産への道に行くようにプレゼンすること。

■ 佐久広域食肉流通センターの閉鎖に直面
 これは事業計画にはなかった事件です。長野県に3つしかない屠場の内の一つが佐久市にありましたがそれの閉鎖が2月に決まりました。理事長が会員から相談を受けて、内容を調査して対策を探りましたがうまくいきませんでした。
 結果として判ったことは、平成25年(今から7年前)に「民間に譲渡する」ことが佐久広域議会で決まっていたにも関わらず、それ以来、議会もJAも畜産業者も、何の対策も打っていなかったこと、畜産業が日本の食の問題にどれほど重要なのかという認識がほとんど無かったことです。  2020年の6月の議会で、「譲渡先がなければ閉鎖」という方針が議決され、問題が明るみに出ましたが、畜産業者もJAも「寝耳に見ずだった」という、まったく信じられないことが起きました。
 「スマート・テロワール」を推進する我々とすれば、これを大きな教訓にしなければいけないと思いました。自給圏構築の根幹に関わる問題だとおもいます。この問題に警告を発するのはスマート・テロワール協会の使命のひとつではないでしょうか。
2.2020年度決算報告
 省略
 
 
3.2021年度活動方針
 2021年度も新型コロナウィルス影響が続きそうなので、オンラインの会議と活動が続くと思います。
■ 「やさいバス」システム導入推進
 目的は、目に見える物の流通によって、地産地消や連携の意味が分かり易いと考える。「スマート・テロワール」は判り難いので、見える実物の地域内循環から入る。
・東信地域地産地消推進協議会(以後、協議会とする) の立ち上げ
 2月の勉強会、3月の懇談会の結果を受けて、協議会を立ち上げる。

■ 東信地域の全高校に、「農業・畜産業で郷土の発展に貢献しよう!」というプレゼンをする。
「スマート・テロワール」推進ができる農業経営者を育てることが肝要と考えました。
 現状では、理解する人がいない。やはり、専門学問を収め、本物の農業・畜産を経験した農業経営者を育てない限り「スマート・テロワール」は実現できない。
・このために、東信地域の全高校を回り、プレゼンをさせて頂き、農業・畜産学部に進学する生徒を開発する。大学4年、海外体験学習1年、国内体験学習2年、8年目で就農する、というプログラム。特に大勢の畜産経営者が必要です。必要酪農経営者の数を計算してみましたので「酪農・牛乳の全て」を添付いたします。
・このための教材開発、作成予算が必要。

■ 「東信STオンライン研究会」は、毎月、開催する。
 会員の学習と、世論の啓蒙が目的。できるだけ一般に呼びかける。

■ 農工・耕畜・農工商連携を推進している会員のフォローと拡散を模索する。
4.スマート・テロワール協会への予算要求
 2020年度の残高が約57万円。
 2021年度の主な出費は、高校生へのプレゼンとやさいバス関係です。
 予算の範囲でやりくりしますので、150万円お願いしました。 

東信事業報告2021年  1月

東信事業報告2020年12月

東信事業報告2020年11月

東信事業報告2020.9月〜10月

東信事業報告2020年4月〜8月

2020年度 4月〜8月末 事業報告書

重点施策

1NPOの活性化

2東信スマート・テロワール構築戦略の再検討

3賛助会員募集

 

 

事業名

事業内容

2020年度計画

8月までの実績

組織強化事業

会員の増強 目標200

目標 200(予算上は80)

数を追うのは止め、キーマンの獲得に重点

事務局の増員(パート)

 

7月末でパートに辞められてしまった。 時給を1500円から1800円にして募集中

賛助会員の増強(資金集め)

各種住民組織、各種業界組織を周り説明し賛助 会員を募る。500万円目標(予算上は50万円) 新聞等メディへの広告、提言 案内書郵送1500@140、諸経費

年度前半は消極的でした。後半進めます。

今年度後半に力を入れる

パンフレットの作成

5,000枚作成@4

未発注。

スマート・テロワール協会と連携

理事会、全国のイベントへの参加

ST協会戦略会議、役員会に参加

諸団体との連携推進

長野大学と継続。新たな数団体を発掘する

北信ST(勝俣信州大学助教)との連携ができ た。お互いに定例会に参加する合意確認

ホームページの更新

夏前には完成する

パートさんがやる予定であったが頓挫。

外注することを理事会で決定、交渉中。

NPOの活性化

ZOOMを活用して進める

資金運用審議会を設置(効・適正な運用の為)

未定

東信スマート・テロワール推進戦略再検討

年内に会員の意識調査を行う。

 

研究学習

 

スマート・テロワール研究会

2回行う。

コロナのため年度前できなかった

後半計画中

 

月例会

毎月行う。

コロナのためできなかった。Zoom で月1回の開催を決めた。

各種セミナー、視察等参加

 

庄内と北信スマート・テロワールを連携

コロナの影響でできず。

政策提案資料作成

資料を入手し分析・作成・県・農水省への提言(スマ ート・テロワールの有効性)

佐久広域の屠殺場が廃止の方向で危機。畜産 業界からの依頼で存続の応援を模索中。

農工連携 事業

モデル農場構築推進

りんごを生かした地域振興

葡萄を生かした地域振興

中山間地の適地を見つけ、水田を集約して畑地転換を 計画、穀物輪作畑地の確保

 たてしなップル(小宮山会員)が小規模りんご農家の 受託醸造連携。

たてしなップル(小宮山会員)が小規模葡萄栽培農家 と受託醸造連携。

伊澤会員がワイナリー建設を計画

2haの予定地を見つけたが農水省の補助金を 活用するには最低5haは必要なので模索中

たてしなップルの醸造用自給りんごは1ha, 受託は0.5haとなった。

小規模葡萄農家(移住者)2戸と醸造受託連 携ができた。

ワイナリーは計画中 放棄農地の葡萄畑を0.2ha拡大。

耕畜連携 事業

畜産農家と飼料穀物農家の連携事業

放牧養豚の研究・拡大

子実トウモロコシ試験栽培の助成を継続。畑地拡大の ため参入農家を開発


10a 当り 3.5 万円の助成金 100a 畜産農家への乳酸菌支給助成(729-460)

 

放牧養豚マニュアルの作成

 小規模放牧養豚農家の拡大

畜産業者がコロナの影響で苦境にあり、進まない。

角田大徳会員が子実トウモロコシ作りに挑戦したが、鹿害にやられ、ほぼ全滅。残念。

小布施牧場の良い事例を今後に活用したい。

 

「きたやつハム社」の渡邊敏会員が作成中。

マニュアルができたら説明会を開催する。

長野大学 との協働 事業

 

東信自給圏構築のための食の循環と 需給についての実態調査

実施のため再調整する

調整がうまくいかず未着。

やさい バス事業

やさいバス株式会社が推進している 生産者と消費者を直接つなぐシステ

「東信スマート・テロワール地産地消研究協議会」を 立上げる

準備中。キーマンの確保に苦戦している。 JA上田、JA佐久に、再三呼びかけているが応 答がない。