中田康雄の気づき

中田康雄の気づき · 2024/01/08
新年あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い申し上げます。 元旦から大震災が能登半島を中心とした北陸地方を襲いました。 被災された方に対し心よりお見舞い申し上げます。 2023年を振り返りますと、日本の食料自給率が38%を切り、化石燃料の自給率がほぼゼロという状態についての危惧が国民に共有された年でありました。...
中田康雄の気づき · 2023/12/26
日経新聞12月26日の報道。 「13日閉幕した第28回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP28)で2030年までに太陽光など再生可能エネルギーの容量を現在の3倍に拡大する案が合意され、日本も対策強化を迫られることになった」。 しかし日本の再生エネ導入の現行計画は30年度に22年度の1.5倍のレベルにすぎない(下図COP28.PDF)。...

中田康雄の気づき · 2023/07/12
品種ナビゲーターの竹内大学さんが、国産小麦「もち姫」にまつわるルポ「なぜ人気化?『国産の小麦』が大躍進を遂げたワケ」を「東洋経済ONLINE」に寄稿されました。 その概要を以下にまとめてみました。 https://toyokeizai.net/articles/-/671834...
中田康雄の気づき · 2023/07/04
地域の小麦の地消地産に適した小ロット製粉システムを、石臼製粉機の活用によって構築する挑戦が山形県の庄内地域で始まった。この挑戦が小麦の地消地産拡大の突破口になることが期待される。以下にその取り組みについて紹介する。 小麦は製粉工程が不可欠...

中田康雄の気づき · 2023/01/13
日経新聞が「食料自給率の向上へ農政の転換を」と題する社説を掲載した。(2023/1/9付) 内容を要約すると次のようになる。 l 農水省は食料自給率の向上を長年目標としてきたが一向に改善の兆しが見えない l...
中田康雄の気づき · 2022/11/20
茨城県パン小麦研究会に所属する小麦生産者の小麦、「ゆめかおり」を原料とするクリームパンが、茨城をはじめとする茨城、栃木、福島県のセブンイレブンの店舗にて絶賛販売中です。 山本謙治さん、通称「やまけん」さんのブログ「やまけんの出張食い倒れ日記」でこのクリームパンについての報告がアップされています。...

中田康雄の気づき · 2022/10/04
コメの価格低下、生産量の制限政策によってコメ農家の経営基盤が弱体化している。 9月26日日経オンラインは、 自治体が小麦の生産拡大に向けた農家支援策を展開している状況を伝えている。 (https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC25BGQ0V20C22A8000000/)...
中田康雄の気づき · 2022/07/19
スマート・テロワール協会の会員茂木信太郎氏から興味深い報告書をお送りいただきました。 「信州食品事業者連携協議会」が実施した「松本市大学生応援一万食プロジェクト」についての報告書です。(同報告書はこのブログの文末に添付いたしますのでダウンロードしてぜひお目通しください)。...

中田康雄の気づき · 2022/06/03
肥料価格が9割も上昇する 「農作物の栽培に使う肥料が大幅に値上がりする」。 日経新聞は6月1日付けで次のように報じた。...
中田康雄の気づき · 2022/03/24
ロシアとウクライナは豊穣な穀倉地帯を抱える世界有数の食料供給基地だ。その供給機能がロシアのウクライナ振興によって破壊されつつある。 3月23日付け日経新聞に拠って状況を把握してみよう。 1. 現在ロシアとウクライナはそれぞれ世界1位と5位の小麦輸出国で、合計で世界の年間販売量の29%を占める。 2....

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