· 

第一回スマート・テロワールオンライン講演会

スマート・テロワール協会主催でオンライン講演会を開催します

講師は成田近郊で放牧酪農を営む上野裕さん

ナビゲーターは藻谷浩介さんです

ご参加をお待ちしております

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
スマート・テロワール協会主催 セミナーシリーズ『目指そう! 我が町をスマート・テロワールに』
東京に一番近い北海道!? 利根川沿いの水田を牧場に変えた、自然放牧酪農家・上野裕さんの取り組み 
12月12日(土)19~21時開催
※ その時間にご予定のある方も、お申込みいただければ、後日録画データをご視聴になれます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一般社団法人スマート・テロワール協会では、12月より連続オンライン講演&対談シリーズ
『目指そう! 我が町をスマート・テロワールに』を開催することといたしました
(ちなみに藻谷は、この非営利団体の無給の理事の一人です)。

第一回は、成田空港から車で30分、まるで北海道にでも飛んで来たかのような広々とした景色の中で、
自然放牧の酪農を営む、上野裕氏の登場です。濃くておいしい牛乳をいただきながら、お話を伺います。

上野氏の農場は、祖父の上野満氏が15戸の仲間とともに、利根川沿いの沼地を開拓した場所でした。
当初は稲作や養豚も行っていたのですが、上野氏は事業を、「自然放牧酪農」に絞ります。
外国産の飼料を買わず、この土地で育つ牧草を餌に少数の牛を育て、自然にはぐくまれたおいしいお乳を搾るのです。
素人が聞くととても素晴らしいやり方に聞こえますが、本州の酪農家としてはごくごく少数派です。
裏にはたいへんな苦労と工夫、そしてしっかりしたポリシーがありました。

上野氏の周囲には、水田だった場所で牛の飼料(子実トウモロコシ)の生産に取り組む人や、
おいしい牛乳をチーズに加工する人など、様々な人たちが集まり始めました。
人口減少の続く稲敷市を盛り上げようと、地域のキーパーソンたちといろいろなイベントも実施しています。

今回はそのような上野さんのお話をじっくりと伺い、日本の農業と農村の可能性を、
現場での最先端の工夫の中から学んでいきます。全国の皆様のご参加をお待ちしております。

■ご参加には、このアドレスに空メールを送信ください■
1212@nagai-inc.online
■折り返し、案内メールが届きます■

【見逃し配信】
2020年12月15日(火)にご登録アドレスへ視聴先URLをご案内予定です。以降は随時、ご視聴可能です。

※ 携帯会社のキャリアメールには、事務局からの返信メールが届きません!
必ず(docomo、au、softbank)のついていないアドレスをご使用ください。
※ フリーメール(Gmail、yahooメール、等)で構いません

【講師】
上野裕氏 (茨城県稲敷市の酪農家、農事組合法人・新利根協働農学塾農場代表)
上野さんを紹介する雑誌記事 → https://agri-biz.jp/item/content/pdf/4000

【ナビゲーター】
藻谷浩介氏 (地域エコノミスト、一般社団法人・スマート・テロワール協会理事)

【ご参加費用】
1,000円(税込)
手弁当のイベントですので、IT関連費用の一部にありがたく充てさせていただきます。

【Zoomの操作サポート体制】
当日のオンライン配信では配信サービスのZoomを使用します。
事務局の(株)NAGAIでは、Zoomの操作に不慣れな方や初めての方に対し、
テストオペレーションのサービスを実施しております。
平均して15分ほどの間に、Zoomの基本的な使い方を指導させて頂きます。
事前にテストオペレーションを実施しておくことで当日の円滑な出席が可能です。
詳しくは、空メールへの事務局からの返信をお読みください。

■ご参加には、このアドレスに空メールを送信ください。■
1212@nagai-inc.online
■折り返し、案内メールが届きます。お待ちしています!■

************************

【スマート・テロワール協会とは?】

カルビーの三代目経営者だった故・松尾雅彦氏の遺志を継ぎ、松尾氏の提唱した
「スマート・テロワール」の理念を普及し実践しようとする、非営利の一般社団法人です。
現場で実践する農業者のほか、企業人、研究者、ジャーナリスト、地域づくり関係者など
が手弁当で集まっています。(Webサイト:https://www.smart-terroir.com/

松尾氏は生前、ポテトチップなど国産ジャガイモを原料にした各種スナック類の開発と商品化を通して、
カルビーをわが国を代表する菓子メーカーに育て上げました。また、ジャガイモの生産技術改良を支援し、
九州に始まり北海道に至るジャガイモ産地リレーの体制を育て上げ、加工産業と農業が連携することで
日本農業に大きな成長のチャンスを与えました。
その松尾氏が、提唱したのが、「スマート・テロワール」という考えです。
参考:『スマート・テロワール 農村消滅論からの大転換』(学芸出版社刊)

日本の農業は、稲作や野菜の栽培にかたよっており、ニーズの大きい畜産や酪農は輸入飼料に依存しています。
水田を畑や牧場に転換して飼料を自給し(耕畜連携)、
生産した肉や乳を加工することで付加価値を増やし(農工連携)、
地域ブランドを向上して利益を拡大し(工商連携)、
地域内の自給で回る自立した農村をつくる(地産地消)
… これが「スマート・テロワール」の目指すビジョンです。

このような「スマート・テロワール」の理念を実現するには、農村にある様々な異業種が、
ネットワークを組み連携する必要があります。スマート・テロワール協会では、松尾氏の
遺志を受け継ぎ、日本各地にスマート・テロワールを構築すべく様々な活動を行っております。
その一環として、新たに各地でスマート・テロワール構築に結び付く活動をする人々を講師に迎え、
オンラインでの講演会やセミナーをシリーズで開催してまいります。今後の展開にご期待ください。

************************