24年度地域活動支援事業最終報告会が開催されました

2025年9月25日19時から24年度の地域活動支援事業の最終報告会が開催されました

24年度の支援対象団体は次のとおりです

     株式会社ジャングルデリバリー

1.      代表者  三田英彦 

2.      活動地域 群馬県館林市

3.      活動概要 オリーブ苗栽培・加工・流通・農家支援

4.      目指す姿 耕作放棄地をオリーブ畑へと変えながらオリーブを8万本栽培し、地域価値を高めたい

     有限会社矢祭園芸

1.      代表者  金澤美浩

2.      活動地域 福島県

3.      活動概要 自社育種によるラズベリーの普及と地域振興

4.      目指す姿 国産ラズベリー品種改良をすすめて、より生産性を高め、ラズベリーのおいしいキュートな風味を日本の食卓に届けたい

     里山棚田灯まつり実行委員会

1.      代表者  野村文雄(㈱ファーム17代表取締役) 

2.      活動地域 山口県宇部市、山口市

3.      活動概要 棚田灯まつりによる地域コミュニティ創生,棚田で大規模畑作農業の展開

4.      目指す姿 地域が一体となる「里山棚田灯まつり」を皮切りに、地域産の穀物(小麦・大豆・トウモロコシ)や地域の野菜・果物ならびに飼料(子実トウモロコシ)で育てた畜産物(豚肉、牛乳等)を活用した加工品を開発し、中間山地宇部市小野にてスマート・テロワール構想を実現する

     一般社団法人九州ヘンプ協会

1.      代表者  立川洋輝 

2.      活動地域 佐賀県を中心に九州全域

3.      活動概要 ヘンプ(産業用大麻)の栽培、普及啓発

4.      目指す姿 衣食住医療エネルギーすべてに利用できるヘンプが、循環型自給経済圏の一翼をになっている

里山棚田灯まつり実行委員会代表の野村氏が体調を崩されましたので欠席となりました

野村氏からは日を改めまして報告の機会を設けさせていただきます

三団体の報告の骨子を以下に掲載いたします

 

株式会社ジャングルデリバリー

三田英彦氏よりジャングルデリバリーの代表として、8年間のオリーブ栽培事業について報告がありました

耕作放棄地での有機栽培、オリーブ葉の加工、健康面での利点が強調されました

同社はオリーブ葉を使用した新商品として「オリーブお茶」を開発し、8月1日から群馬県内の高級スーパーで販売を開始しました

コンシューマー向けの販売は困難を抱えているとのことでした

 

有限会社矢祭園芸

矢祭園芸代表金澤氏から報告がありました

ラズベリーの選別とパッキング方法、生食用の品質維持に重点を置いているとの説明がありました

また農場内での販売所の設置やフードキャンプイベント、東京での販売など、ラズベリーの普及と地域振興に取り組んでいるとのことでした

さらに冷凍ラズベリーの品質向上や、ビールへの添加など新しい商品開発も進めているが、食品業界の規制の厳しさや日本の食文化への取り込みが課題として残っているとのことでした

 

・一般社団法人九州ヘンプ協会

九州ヘンプ協会代表立川氏から報告がありました

協会はヘンプ栽培の普及啓発、実際の栽培事業、技術共有、地域産業との連携を通じて、循環型自給経済圏の構築を目指しています

栽培事業では冬から継続的に栽培を行い、3月に栽培を開始した結果、1年で2メートル以上の成長を達成しました

地域の研究機関や企業との連携により、ヘンプの木質部の活用や化粧品、断熱材などの新しい産業応用について検討が進められているとのことでした

 

・質疑応答とコメント

各団体からの報告の後に質疑応答の時間が設けられました

その後コメンテーターからコメントが寄せられました

 

報告会の動画を下記のurlから視聴できます

https://us02web.zoom.us/rec/share/hSURzNtfgjTx6rtuDI37op7s0j6t-OYVtQTA7n8EEzPDd406Ygh2PX3vuTNAxT_V.QU9lV0wAje19EXeM 

 

 

なおパスコードは、  H=1DGaIZ

 

なお録画が途中から始まっておりますがご容赦ください

また報告会にて使用したパワーポイントを添付いたしましたのでご参照ください

 

 

 

 

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最終報告会(ジャングルデリバリー) .pdf
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20250925矢祭園芸◎取組と展望2025.9.pdf
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