中田康雄の気づき

中田康雄の気づき · 2023/07/12
品種ナビゲーターの竹内大学さんが、国産小麦「もち姫」にまつわるルポ「なぜ人気化?『国産の小麦』が大躍進を遂げたワケ」を「東洋経済ONLINE」に寄稿されました。 その概要を以下にまとめてみました。 https://toyokeizai.net/articles/-/671834...
中田康雄の気づき · 2023/07/04
地域の小麦の地消地産に適した小ロット製粉システムを、石臼製粉機の活用によって構築する挑戦が山形県の庄内地域で始まった。この挑戦が小麦の地消地産拡大の突破口になることが期待される。以下にその取り組みについて紹介する。 小麦は製粉工程が不可欠...

中田康雄の気づき · 2023/01/13
日経新聞が「食料自給率の向上へ農政の転換を」と題する社説を掲載した。(2023/1/9付) 内容を要約すると次のようになる。 l 農水省は食料自給率の向上を長年目標としてきたが一向に改善の兆しが見えない l...
中田康雄の気づき · 2022/11/20
茨城県パン小麦研究会に所属する小麦生産者の小麦、「ゆめかおり」を原料とするクリームパンが、茨城をはじめとする茨城、栃木、福島県のセブンイレブンの店舗にて絶賛販売中です。 山本謙治さん、通称「やまけん」さんのブログ「やまけんの出張食い倒れ日記」でこのクリームパンについての報告がアップされています。...

中田康雄の気づき · 2022/10/04
コメの価格低下、生産量の制限政策によってコメ農家の経営基盤が弱体化している。 9月26日日経オンラインは、 自治体が小麦の生産拡大に向けた農家支援策を展開している状況を伝えている。 (https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC25BGQ0V20C22A8000000/)...
中田康雄の気づき · 2022/07/19
スマート・テロワール協会の会員茂木信太郎氏から興味深い報告書をお送りいただきました。 「信州食品事業者連携協議会」が実施した「松本市大学生応援一万食プロジェクト」についての報告書です。(同報告書はこのブログの文末に添付いたしますのでダウンロードしてぜひお目通しください)。...

中田康雄の気づき · 2022/06/03
肥料価格が9割も上昇する 「農作物の栽培に使う肥料が大幅に値上がりする」。 日経新聞は6月1日付けで次のように報じた。...
中田康雄の気づき · 2022/03/24
ロシアとウクライナは豊穣な穀倉地帯を抱える世界有数の食料供給基地だ。その供給機能がロシアのウクライナ振興によって破壊されつつある。 3月23日付け日経新聞に拠って状況を把握してみよう。 1. 現在ロシアとウクライナはそれぞれ世界1位と5位の小麦輸出国で、合計で世界の年間販売量の29%を占める。 2....

中田康雄の気づき · 2022/01/03
元旦の日経新聞が興味深い記事を掲載した。「国連食糧農業機関(FAO)が算出する食料価格指数(14~16年=100)は、 21年11月時点で134.4と、 前年同月比で27%上昇。 穀物や砂糖の価格上昇が理由だ。 国際的な先物価格をみると、 食用油の原料になる菜種は20年末に比べて7割上昇。 粗糖(砂糖)は21%上がり、 小麦は22%高となった」。 食料価格の高騰の要因は4つ...
中田康雄の気づき · 2021/10/26
スマート・テロワール構想に追い風が吹き始めている 日本の農業、畜産業を取り巻く環境が大転換しつつある。以下にその兆候を見ることができる。 1. 食料自給率の改善が急務になっている (1) 世界的に穀物の需給が逼迫している ① 中国が食料自給政策を放棄して海外からの輸入を増加する方針転換をした ②...

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