中田康雄の気づき

中田康雄の気づき · 2021/04/14
地表から1mまでの土壌に膨大な量のCO2が吸収されている その量はなんと大気中のco2の2倍に当たる1兆7千万tに達するとされている。 植物は大気中から吸収したCO2を有機物として土壌に貯蔵する役割を果たしている、ということになる。「土壌貯留」と呼ばれるこのしくみだ。...
中田康雄の気づき · 2021/04/08
スマート・テロワール協会主催の第4回オンライン講演会にご登壇いただいたのは、長野県小布施町で小布施牧場を経営する木下荒野さん。 この講演を聴いての気づきを以下に。 ジャージー種が「楽農」の決め手だった 小布施牧場が誕生したのは2018年。8頭からスタートして現在10頭のジャージー種の母牛を飼育している。...

中田康雄の気づき · 2021/03/06
厳しくも豊かで美しい自然に囲まれた西和賀町 3月3日に第三回スマート・テロワール協会オンライン・セミナーが開催された。今回は岩手県の西和賀町で農業、畜産業を営むお二人にご登壇いただいた。 西和賀町は三方を標高1,000m級の奥羽山脈に囲まれ、残りの一方が横手盆地に向かって開ける中間産地だ。...
中田康雄の気づき · 2021/02/03
2月2日に第二回のオンラインセミナーが開催された。 今回は岩手県花巻市の、 農業経営者の盛川周祐氏(有限会社盛川農場 代表)と、 畜産経営者の高橋誠氏(高源精麦株式会社 代表取締役)に、 ご登壇いただいた。 盛川氏の取り組み 盛川氏は90haの水田を乾田化(30ha)し、また畑地化して直播水稲と大豆、小麦、子実トウモロコシを生産している。...

中田康雄の気づき · 2020/12/29
庄内で、小麦の生産から乾燥、製粉、製麺・製パンなどの食品加工を経て住民が賞味するという一連の流れが地域のプレイヤーの連携によって始まった。この流れは単なるサプライチェーンではなく、食のバリューチェーンである。バリューチェーンとは価値をつなぐこと。原料となる作物の美味しさが加工や調理で生かされ、食べる人まで届くことで初めて食の価値がつながる。 カルビーのポテトチップスで言えば、チップに適したジャガイモの品種開発をし、よい土づくりをした畑で高い技術で栽培し、ジャガイモに衝撃を与えず丁寧に収穫した後は、ジャガイモの品質を維持する保管をし、素材を生かす加工を施してポテトチップスに仕上げ、流通の手を借りて消費者の手元に届けることだ。このような食のバリューチェーンが地消地産という形で地域内で完結すると、その地域の美食革命が始まる。 【住民の評価により、農業と加工・飲食業が共に成長する】 食の価値は、消費者の食に対する感性の進化と共にどんどん改良されていくものである。加工や調理に携わる人々が消費者の要望や期待を積極的に受け止めると改善・改良が始まる。そして加工や調理の専門家たちの要望や期待が生産者を動かすようになると、作物の品質改善、改良が促される。品種改良、品種開発もこれを契機に緒につくことになる。改善・改良は終わりのない持続的な営みである。さらに地域の人々が地元産であることで愛着を増し、継続的に賞味することで、その地域固有の美味しさ、固有の価値を生み出し、洗練をし続けることになる。美食革命とはこの地域固有の美味しさ、価値を継続的に産み出すプロセスにほかならない。 【地域住民が動かすときが来た】 庄内では地域産を嗜好するファンが多く、発売する商品は、あっという間に完売すると聞く。活動開始から5年経った庄内スマート・テロワールはいま地域住民が主役となって価値増殖を継続するフェーズの扉を開けたと言えよう。
中田康雄の気づき · 2020/12/16
12月12日にオンライン講演会が開催されました 放牧酪農家の上野さんから講演をいただきました この講演を視聴しての気づきを以下に 三代続く営農 上野さんの牧場は茨城県の霞ヶ浦の南に位置する稲敷にある。 上野さんは祖父の満さんから数えて三代目の酪農経営者だ。 満さんは終戦後満州から引き上げてきた仲間とこの地の開拓に取り組んだ。...